皆さん、こんにちは。ActionCoachジャパンのVietです。
本日は組織図に関して話したいと思います。
組織図と言ったら、皆さんがどのような思いが浮かんできますか。既存の各部署を書き、名前を入れることは良くありますね。
しかし、組織図って、何のために必要なのかと思いますか。外部の人に弊社の組織構造を知ってもらうという回答は普通に出ていますね。
私も2015年までに、同じく思いました。2015年に、ActionCoachと出会ってから、組織図に対する考え方が変わりました。
まず、組織図は、現状を図表するためでもなく、外部の人に組織構造を紹介するためのではなく、「将来の人事戦略策定」のためと思うように成りました。いわゆる、「現状の組織図」ではなく、「自分が居なくても会社が運営できる時(自動化になった時)の将来組織図」が必要です。
では、なぜ「自動化時の未来組織図」が必要でしょうか。
現在の組織図は実は不完全です。特に中小企業がまだ小さい時だと、兼任が多いです。現在の組織図だと、営業部長は開発部長の仕事もやっていることや、人事部長は経理も手伝うというスパゲッティな形であることは多いです。そのため、現在の組織図には多くの問題が潜んでいます。
一方、「自動化時の未来組織図」は社長の目標設定です。自動化になったら、この仕組になるでしょうという人事戦略の策定です。
世の中に「真空の法則」は聞いたことがありませんか。人が欲しければ、その人の席を用意すれば、いずれかその人がやってきます。本が欲しければ、本棚にそのテーマの本の場所を用意し、ラベルまで「生産管理本」等と棚に貼っておくと、生産管理本は突然やってきます。
人事戦略も全く同じです。未来組織図に自動化時の人材像を定義しておいたら、その人材がやってきます。そのため、単なる図表だけではなく、どのような性格(DISC)なのか、どのようなスキルなのかまで記載しておきますと、欲しい人がやってきます。もちろん、既存の社員から未来組織図に埋めることも良いですが、現在社内に適切な人物がいなくても、無理やりに埋める必要がなく、待つとその人が出てきます。
ここで、最重要は社長自身に会う性格(DISC)です。私も今までの経営で、馬が合わないから、散々痛い目になった経験があります。仕事で失敗したら数百万円損します。お客様選び間違いましたら、数千万円損します。しかし、自分の右腕や役員の人選間違いましたら、億円単位の損でした。「敵が強ければ、勝てませんが少なくとも逃げることにより、負けはしません。しかし、仲間がダメであれば、絶対大きなダメージでまけます。」という諺はあります。
ちなみに、DISC分析と相性分析はActionCoachのDISCセミナーでお学びができます。
では、「自動化時の未来組織図」の作成をしましょう。
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