ActionCOACHジャーナル Vol.23(2-10 ITで働き方を見直す)


オフィスに通勤しなくても、自宅やカフェなどのインターネット環境を使って仕事をするテレワーク(tele=離れた所と、work=働く、をあわせた造語)という働き方が拡がっています。専用で社内LANのつながるスポットオフィス、専用サテライト、数社の共同サテライト、レンタルオフィスなど、サテライトオフィス(勤務先以外のオフィススペース)も増えてきました。ITとテレワークを活用することで、社員は場所や時間にとらわれない働き方を実現できます。また、会社にとっても、テレワークを導入することで外注やアルバイト、在宅勤務者を雇用しやすくなり、無駄なオフィスや時間を節約できます。


例えば、妊娠・育児・介護などで家を離れられない人には、在宅勤務ができるテレワークを選択できることは大きなメリットです。実際、テレワーク制度を導入することで、女性の離職率を大幅に下げることに成功した会社も少なくありません。外周りの営業や顧客サポートがメインの営業職にとっても、オフィスに戻らずにモバイルワークできることは、時間を自分で組み立てることができるため、仕事とプライベートを両立しやすくなります。その反面、ITを使う際のセキュリティ管理、自宅や外出先での個人の時間管理が重要になります。


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