ActionCOACHジャーナル Vol.21(2-08 ITによる業務管理)


社会の高度情報化とビジネスの技術革新が激的な勢いで進む中、会社情報の共有化や社内コミュニケーションがますます重要になっています。最新のIT技術を駆使したさまざまなオンラインツールを活用することで、仕事の見える化と社員や顧客とのコミュニケーションの促進、無駄の排除、業務管理の一元化とコスト削減、情報共有を推進しましょう。ここでは、ビジネスですぐに役立つオンラインツールをいくつかご紹介します。


セミナーや会議をオンラインで開催できるZoomやビジネス向けに特化したチャットツールのSlackを使えば、いつでも、どこでも会話ができるので、移動時間や場所を確保する手間やコストを大幅に減らすことができます。しかも、仕事のチームやプロジェクトごとにグループを作れば、今の進捗状況をグループの全員で共有することもできます。


また、Chatworkのようにタスク(業務)管理やファイル共有のできるツールなら、会話の中から生まれたタスクを作成し、管理、情報共有することができます。依頼したタスクのやり忘れや漏れもなくなります。社員の今の状況が見えるようになると、お互いの理解が深まり、業務の円滑化・効率化を進めやすくなります。


見積・納品・請求書サービスMisocaは、見積書・納品書・請求書の作成から送付、管理までをクラウド上で行うことができます。これを使えば、面倒な請求書発行にかかる手間やコストを減らすことができます。

顧客からの問い合わせ窓口(チャネル)には、メール、Web のフォーム、X(旧Twitter)、Facebook、チャット、モバイルアプリ、電話などがあって、今まではそれぞれを立ち上げて確認し、そのチャネルで返答する必要がありました。しかし、カスタマーサポートサービスのZendeskなら、あらゆるチャネル対応を一元化できるので、問い合わせ内容を効率良く管理することができます。


スマートHRのようなクラウド人事労務ソフトを使えば、社員の社会保険や雇用保険、給与明細、年末調整といった労務管理をクラウド上で一元管理しながら効率化することができます。


メール配信サービスMailChimpは、メール配信の自動化だけでなく、送ったメルマガの開封数、クリック数、クリック率、どのリンクがクリック全体の何%を占めたか(メルマガ内の人気コンテンツ)といった面倒なレポートも自動化してくれます。


IT技術は日々進歩しています。あなたのビジネスに最新のビジネスツールを活かせないか、定期的に検討しましょう。


おすすめのオンラインツール

  1. オンライン会議開催:Zoom、Microsoft Teams
  2. ビジネス向けチャットサービス:Slack、Chatwork、Microsoft Teams
  3. 見積・納品・請求書サービス:Misoca、freee会計、マネーフォワード クラウド
  4. カスタマーサポートサービス:Zendesk、Freshdesk
  5. 人事労務管理の効率化:スマートHR、freee人事労務
  6. メール配信と管理の自動化:MailChimp、HubSpot、Markefan

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